CULTURE
FILES.
CASIO DIGITALを、型番とスペックだけで終わらせない。映画に映った時計、コンピューター史、ファッション、失敗も含めたウェアラブル実験まで、時計の周囲にあった時代を読むための長文アーカイブです。
BACK TO THE FUTURE
マーティの電卓時計から読む「1985年の未来」
型番当てだけでなく、なぜ電卓時計が映画の未来感とここまで相性がよかったのかを、当時のCASIOの多機能化と重ねて読む。
ALIEN × F-100
宇宙船ノストロモ号で、CASIOは未来の装備になった
『エイリアン』では市販のF-100を2本つないだ特製プロップが登場。1970年代のCASIOデザインが、そのままSF世界の道具として成立した理由を読む。
CALCULATOR DNA
なぜ電卓メーカーのCASIOが腕時計を作ったのか
「時間は1秒1秒の足し算」という発想。電卓で培ったLSI技術がCasiotronへつながり、CASIO独自の時計観を生んだ。
WRIST COMPUTER
スマホ以前、手首は小さな情報端末だった
計算、辞書、電話帳、予定表、タッチ操作。1980年代のCASIOが腕時計へ載せようとした機能を並べると、ウェアラブルの原型が見えてくる。
WHY F-91W?
なぜF-91Wは「変わらない」まま定番になれたのか
薄い、軽い、読める、押せる。1989年から基本形を受け継ぐF-91Wを、機能美とロングセラーデザインの視点から読む。
SILVER DIGITAL
実用品だった銀色CASIOが、ファッションになった
A159WやA168の小さな角型ケースと多列メタルバンド。機能を誇示しない日用品が、なぜ世代を越えるスタイルになったのか。
BEFORE SMARTWATCH
2000年、CASIOはカメラとMP3を腕に載せた
WQV-1のカメラ、WMP-1のMP3。スマートフォンもスマートウォッチも一般化する前、CASIOは「次に何を手首へ移すか」を試していた。
THE FUTURE RETURNS
昔の未来は、なぜ今また新しく見えるのか
F-100からA100へ、CasiotronからTRN-50へ、そしてRing Watchへ。復刻と再解釈から、CASIOのレトロフューチャーを考える。